賛同御礼

「事務局から皆様へ」を掲載 (賛同者の方はご覧下さい)

5千人に向けて抗議声明への賛同者を募ります

12月7日抗議声明ヘの直接リンク

報道集は2015年7月12日分までを掲載

2013年11月30日土曜日

メッセージ集 (1)

このサイトのウェブフォームを通じていただいたメッセージを随時掲載していきます。多くのご意見をいただき感謝に堪えません。

このような議論の中から、法案がはらむ問題点が炙り出されていくと考えます。

■メッセージ集 (1)


特定秘密保護法案は廃案にすべきです。すぐそこまで来ている全体主義国家の悪夢に否!(Y・Y)


自民党は民主主義の根底を覆そうとしています。この法案の強行採決は、戦後政治史の汚点です。(N・T)


今の日本は戦後最大の危機にあること感じます。人権なく戦争をする秘密国家の1歩になるであろう秘密保護法案の問題を自分の問題として、多くの普通の人が危機感をもって声をあげなくてはなりません!(S・K)


民主主義を破壊する暴挙に絶対反対です。(W・M)


希代の悪法を通過させてはなりません。(K・H)


言論の自由の根底を揺るがし戦争を進めるための法案には断固反対します。(Y・K)


この法案は、現憲法に違反している。今はまだ立憲主義国家であるなら、現統治権力のこの暴走は止めなければならない。(S・Y)


特定秘密保護法案の衆議院強行採決に抗議し、ただちに廃案にすることを求めます。(H・L)


廃案を求めます。福島の公聴会での全員の慎重意見、国連からの懸念…。どれも今拙速に決めることが許されない状況だと考えています。(Y・H)


官僚制に対する対抗原理として議会制民主主義は存在するはず。現在でも組織にとって不都合な情報は「闇から闇へ」葬られるのが隠れた慣行であり、それに対する抑制を継続させることが官僚のそういった保守体質を縮小させる試みなのに、むしろ今の議会はそういった官僚制の体質を介助しようとさえしている。これでは戦前の議会制にも劣る。もっとも立憲主義の何たるやを理解しない安部政権だから、「戦前への回帰」どころか、近代まるごと否定の名に値する。よって秘密保護法案に反対する。(S・A)


特定秘密保護法案は、知る権利など国民の基本的権利を著しく侵害するだけでなく、罪刑法定主義に反し、法治主義と立憲主義をも蔑ろにするものであり、これを通すことは統治機構としての国家の自殺行為です。直ちに廃案にすることを求めます。(H・H)


言論の自由をおびやかす危険性のある法案を廃案にすることを求めます。(O・S)


政治家は自らの良心に従って行動せよ。未来への責任を自覚せよ。(A・K)


会の活動に心から賛同します。法案は日本国憲法を窒息させるもので許せません。(H・M)


言語道断の悪法。政治家への投票は決して白紙委任ではない。(Y・Y)


秘密を外国に流す利敵行為を規制するものではなく、国民の知る権利を阻害する以外の何物でもありません。慎重審議を求める国民世論に背を向けた衆議院での強行採決に断固抗議するとともに、直ちに廃案を要求します。(K・T)


立法府としての役割を、民主主義的に全うしようとするならば、情報は公開するべきものであって、秘匿するものではありません。
民主主義はお嫌いですか。(K・Y)


特密法案は集団安保体制、軍国主義、戦争への一里塚! きな臭いにおいは元から絶たねばなりません!(T・M)


知る権利や、思想表現の自由に制限を加え、特定「秘密」保全の名の下に、「秘密」裏に、国家権力が、民主主義の基盤、人権、自由を圧殺する希有の悪法、これが通るようなことは許せません。(A・Y)


論外の法案と強行採決です。この国がまた破滅に向かおうとするのを阻止するしかありません。(N・M)


過去の過ちを繰り返さないためにも、特定秘密保護法案に反対致します。(M・M)


軍機保護法・治安維持法の再来である秘密保護法には絶対に反対です。民主主義の破壊です。(M・M)


現時点ですら重要記録は官僚の一存で廃棄、あるいは黒塗り公開されてきた。なぜ、国の構成員たる国民が知ることは妨げられるのか?理解しがたい。(S・K)


国民をばかにするのもいい加減にしてほしい。恥を知れ。(W・K)


今何故こんな法律を? そのもくろみと無関心の恐ろしさ。(K・Y)


安易で恣意的な情報の秘密化、将来の情報開示を事実上まったく担保していない法案の制定に反対します。(K・T)


秘密法案は市民の「知る権利」を壊す悪法です。廃案にしましょう。(S・M)


国会には憲法の三原則を否定する法律を制定する権限はありません。この法律は行政を立法と司法の上位機関として絶対的権力機関にするものです。それは日本が戦前と同じ全体主義の国になるのを認めることであり、断じて許せません。廃案にすべきです。(H・K)


「違憲状態」の国会で、このような反憲法的・反国民的な法を強行採決することは許せません。即時廃棄すべきです。(H・S)

賛同者の皆様へ

多数のご賛同をいただきありがとうございます。ただいま、第二回の記者会見に向けて鋭意名簿を整理しております。

いただいたご意見にもすべて目を通しておりますが、その整理についてはしばしお時間をいただきたく、お願い申し上げます。

多くの市民、学生・院生の皆様にもご意見をいただき、感謝いたします。

事務局

2013年11月29日金曜日

記者会見の模様

 昨日の記者会見には、発起人・賛同者の中から6人の方々に参加していただきました。


左から、栗原彬、佐藤学、廣渡清吾、杉田敦、久保亨、小森陽一の皆さんです。

朝日新聞、共同通信、東京新聞、しんぶん赤旗、レイバーネットTV、小学館、集英社、ロハスメディアから計13名の記者が参加しました。


◯記者会見には出ていませんが、毎日新聞に本会の声明について記事が掲載されています。

秘密保護法案:ノーベル賞学者ら抗議声明「戦争へと…」

◯追記) 東京新聞に詳細な記事が掲載されました。1面トップ記事です。

「秘密国家へ道、廃案に」 分野超え、ノーベル賞学者ら会結成
http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2013112902000135.html

◯朝日新聞の記事はこちらです。

秘密保護法案、学者の会が反対 益川さん・姜さんら
http://www.asahi.com/articles/TKY201311280717.html


◯しんぶん赤旗にも記事が掲載されました。

秘密保護法案 軍事国家への道を開く
著名な学者が声明、賛同広がる
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik13/2013-11-29/2013112901_02_1.html

◯さらにNHKのニュースにも取り上げられました。白川英樹さんの発言も含まれています。ニュース映像も追加されました。

秘密保護法案廃案を 益川氏ら研究者が声明
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20131129/t10013443691000.html

◯声明全文が東京新聞に掲載されました。

秘密保護法案反対 学者の会声明全文
http://www.tokyo-np.co.jp/article/feature/himitsuhogo/list/CK2013112902000155.html

◯夕刊アメーバニュース(2013年11月29日 14時14分)

ノーベル賞学者らの秘密保護法反対する会に賛同者続々
http://yukan-news.ameba.jp/hl/20131129-110/

◯47ニュース (共同通信配信記事)にも掲載されました。

ノーベル賞学者ら抗議声明 秘密法案「軍事国家に」
http://www.47news.jp/47topics/e/248050.php




2013年11月28日木曜日

記者会見で発起人・賛同者名簿を発表

 本日10時の時点でまとめた第一次発起人・賛同者31名、賛同者約300名の名簿を記者会見で発表しました。10時の暫定まとめ以降、さらに約150名から事務局に賛同のご連絡をいただいております。

 12月3日に予定している第二次記者会見に向けて、さらに賛同者を募っていきますので、回りの方に是非お知らせ下さい。

 記者会見の模様につきましては、おって掲載いたします。

新聞社説集

「特定秘密保護法案―民意おそれぬ力の採決」『朝日新聞』社説 2013年11月27日付
http://www.asahi.com/paper/editorial.html?ref=editorial_backnumber

「秘密保護法案 指定対象絞り「原則公開」確実に」『読売新聞』社説 2013年11月27日付
http://www.yomiuri.co.jp/editorial/news/20131126-OYT1T01487.htm

「秘密保護法案衆院通過 民主主義の土台壊すな」『毎日新聞』社説 2013年11月27日付
http://mainichi.jp/opinion/news/m20131127k0000m070116000c.html

「秘密保護法案の採決強行は許されない」『日本経済新聞』社説 2013年11月27日付
http://www.nikkei.com/article/DGXDZO63198050X21C13A1EA1000/

「特定秘密保護法案 国民軽視の強行突破だ」『東京新聞』社説 2013年11月27日付
http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/editorial/CK2013112702000131.html


2013年11月27日水曜日

記者会見の予定

11月28日13時より、学士会館 (東京都千代田区) にて、特定秘密保護法案に反対する学者の会の記者会見を行います。10時までにいただいた署名は、記者会見に持ち込みます。署名活動は以後も継続いたしますので、ご賛同いただける方は右のメッセージ欄に、ご所属、肩書き、ご専門をお知らせ下さい。

特定秘密保護法案の衆議院強行採決に抗議し、ただちに廃案にすることを求めます

特定秘密保護法案の衆議院強行採決に抗議し、ただちに廃案にすることを求めます

 国会で審議中の特定秘密保護法案は、憲法の定める基本的人権と平和主義を脅かす立法であり、ただちに廃案とすべきです。
 特定秘密保護法は、指定される「特定秘密」の範囲が政府の裁量で際限なく広がる危険性を残しており、指定された秘密情報を提供した者にも取得した者にも過度の重罰を科すことを規定しています。この法律が成立すれば、市民の知る権利は大幅に制限され、国会の国政調査権が制約され、取材・報道の自由、表現・出版の自由、学問の自由など、基本的人権が著しく侵害される危険があります。さらに秘密情報を取り扱う者に対する適性評価制度の導入は、プライバシーの侵害をひきおこしかねません。
 民主政治は市民の厳粛な信託によるものであり、情報の開示は、民主的な意思決定の前提です。特定秘密保護法案は、この民主主義原則に反するものであり、市民の目と耳をふさぎ秘密に覆われた国、「秘密国家」への道を開くものと言わざるをえません。さまざまな政党や政治勢力、内外の報道機関、そして広く市民の間に批判が広がっているにもかかわらず、何が何でも特定秘密保護法を成立させようとする与党の政治姿勢は、思想の自由と報道の自由を奪って戦争へと突き進んだ戦前の政府をほうふつとさせます。
 さらに、特定秘密保護法は国の統一的な文書管理原則に打撃を与えるおそれがあります。公文書管理の基本ルールを定めた公文書管理法が2011年に施行され、現在では行政機関における文書作成義務が明確にされ、行政文書ファイル管理簿への記載も義務づけられて、国が行った政策決定の是非を現在および将来の市民が検証できるようになりました。特定秘密保護法はこのような動きに逆行するものです。
 いったい今なぜ特定秘密保護法を性急に立法する必要があるのか、安倍首相は説得力ある説明を行っていません。外交・安全保障等にかんして、短期的・限定的に一定の秘密が存在することを私たちも必ずしも否定しません。しかし、それは恣意的な運用を妨げる十分な担保や、しかるべき期間を経れば情報がすべて開示される制度を前提とした上のことです。行政府の行動に対して、議会や行政府から独立した第三者機関の監視体制が確立することも必要です。困難な時代であればこそ、報道の自由と思想表現の自由、学問研究の自由を守ることが必須であることを訴えたいと思います。そして私たちは学問と良識の名において、「秘密国家」・「軍事国家」への道を開く特定秘密保護法案に反対し、衆議院での強行採決に抗議するとともに、ただちに廃案にすることを求めます。

20131128

特定秘密保護法案に反対する学者の会

浅倉 むつ子(早稲田大学教授、法学)
池内 了  (総合研究大学院大学教授・理事、天文学)
伊藤 誠  (東京大学名誉教授、経済学)
上田 誠也 (東京大学名誉教授、地震学)
上野 千鶴子(立命館大学特別招聘教授、社会学)
内田 樹  (神戸女学院大学名誉教授、哲学)
内海 愛子 (大阪経済法科大学アジア太平洋研究センター特任教授、歴史社会学)
宇野 重規 (東京大学教授、政治学)
大沢 真理 (東京大学教授、社会政策)
小熊 英二 (慶応義塾大学教授、社会学)
小沢 弘明 (千葉大学教授、歴史学)
加藤 節  (成蹊大学名誉教授、政治学)
加藤 陽子 (東京大学教授、歴史学)
金子 勝  (慶応大学教授、経済学)
姜 尚中  (聖学院大学全学教授、政治学)
久保 亨  (信州大学教授、歴史学)
栗原 彬  (立教大学名誉教授、政治社会学)
小森 陽一 (東京大学教授、文学)
佐藤 学  (学習院大学教授、教育学)
佐和 隆光 (京都大学名誉教授、経済学)
白川 英樹 (科学者・市民)
杉田 敦  (法政大学教授、政治学)
高橋 哲哉 (東京大学教授、哲学)
野田 正彰 (元関西学院大学教授、精神医学)
樋口 陽一 (東北大学名誉教授、憲法学)
廣渡 清吾 (専修大学教授、法学)
益川 敏英 (京都大学名誉教授、物理学)
宮本 憲一 (大阪市立大学・滋賀大学名誉教授、経済学)
鷲田 清一 (大谷大学教授、哲学)
鷲谷 いづみ(東京大学教授、生態学)
和田 春樹 (東京大学名誉教授、歴史学)